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歯を丈夫にする栄養素 

9月に入りました!
まだまだ暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
夏の疲れが出て体調を崩す方も多いようです。
睡眠と水分と食事をしっかり取って夏バテを防ぎましょう。
さて今回は歯を丈夫にする栄養素、食品を紹介します。
歯磨きをしっかりするだけではなく、予防効果のある栄養を摂取することも大切です。
□カルシウム□
カルシウムは歯や骨の主成分で、丈夫な骨や歯をつくるために欠かせない栄養素です。食べ物から摂取したカルシウムは、小腸で吸収されて体内で骨や歯の材料である“ヒドロキシアパタイト”という成分へ合成され、骨や歯を形成します。
カルシウムは、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、骨ごと食べられる小魚、豆腐や納豆などの大豆製品、野菜類や海藻などに多く含まれます
□ビタミンD□
そんなカルシウムですが、体内に吸収されにくい栄養素というデメリットもあります。
そんなカルシウムの吸収を促進してくれるのがビタミンDです。
ビタミンDは魚類、キノコ類、卵類に多く含まれています。
ビタミンDは脂溶性ビタミンで、腸管からのカルシウムやリンの吸収を促進して歯や骨の形成や成長を助ける働きがあります
□マグネシウム□
ただ、カルシウムを多く摂りすぎてしまうと体内で代謝されず細胞内や歯の表面で石灰化し部分的に歯石になってしまいます。
その歯石を放置してしまうと歯周病に繋がってしまうというデメリットもあります。
そこでバランスよく摂って欲しいのがマグネシウムです。マグネシウムは過剰に摂取されたカルシウムを細胞外に排出する役割を担うため、
カルシウムを多く摂り過ぎるとマグネシウムが不足しがちになってしまうのです。
マグネシウムの含まれる食べ物は魚介類・海藻類・豆類、穀類・野菜などの植物性食品に多く含まれます。
 
特に海藻類の持つマグネシウムやミネラル成分は唾液の性質にも特に関係があるため、
口腔内での虫歯菌・歯周病菌などの繁殖を抑える非常に大切な食品になります。
歯磨きも大事な予防ですが、これらの栄養素を意識して日頃の食事に摂り入れることで丈夫な歯を作りましょう!!
歯科衛生士I